すべての手技療法家を応援する”新型”専門情報誌
「ひーりんぐマガジン」に連載中!!
ひーりんぐマガジン vol.26 〜「集客と初診」
10年前に整体院をオープンした時、当院はホームページがなかった。
「治療や施術というものはアナログな仕事だ」とある先生は言っていた。
僕自身、このアナログな仕事にデジタルなんか必要ない!と無理やり思い続けた。
なぜなら、患者さんにはちっとも困っていなかったからだ。
しかし、急速に世界がデジタル化してきていた8年前、
「そろそろホームページがあったほうがいいのかなぁ…」と感じ始めていたときにタイミングよくホームページの制作会社だという人から営業の電話があった。
いろんな説明を聞き、清水の舞台から飛び降りる気持ちでバカ高い契約をしたことを覚えている。
時は経ち、2010年現在、いまやホームページがない治療院を探すほうが難しい。
やはりデジタルの効用は大きいものだ。
初めて来院される方、つまり初診の患者さんにとっては当然、技術が必要だ。
手技に始まり、カウンセリング技術・空間づくりの技術・コミュニティ作りの技術といったものはほとんど関係ない。
看板やチラシ…そしてネットを見て判断するからだ。
如何にネットの中で伝えていくかが、すべてとなる。院の主張、先生の理念、技術・院のカラーイメージ…などなど。とくにネット検索から来る患者さんは今後ますます多くなっていくだろう。
現場で戦っている先生方も少しずつそのことを感じているのではないのだろうか?
独立はまだまだ…と思っている先生も、独立成功において【デジタルな戦略】はもはや最重要項目となっていくのだから、よくよく院長のデジタル化への取り組みを近くで見ていたほうがいい。
きっと将来のためのヒントが見えてくるはずだ。
手技、コミュニケーション技術を上げていくのは患者さんの数とデジタル革命なのだ。
だから、【アナログな仕事】+【デジタルな戦略】の関係性がとても大切になってくる。
例えば、「世田谷 接骨院」などといった言葉でヤフートップページの上位5位以内に入ってくるとトタンに客足が多くなる。
はっきり言います。
【院の経営は集客がすべてです】
【デジタルな戦略】がわかっていない先生は入れない、いや、もしかしたら入れ方さえわからないのかもしれない。
かつての僕もそうだったから。
偉そうなことばかり言ってきたけれども、「整体 技術」と検索してみて欲しい。
血と涙と智慧と涙の(笑)成果が見ていただけると思う。
【デジタルな戦略】を甘く見ては決していけない。