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「ひーりんぐマガジン」に連載中!!
ひーりんぐマガジン vol.25 連載記事 〜「集客と人生」
人が集まってくると〈場〉のエネルギーはガンガン上がる。
これとは逆に閑古鳥がないている状態だと
〈場〉のエネルギーは猛烈に下がっていく。
〈場〉のエネルギーの状態が症状を変化させるなどとは夢にも思っていなかった。
院内にはたくさんの患者さんが集まり、止めどなく会話が行き交い『治った!』なんて一人が言いだすと、とたんに『私も』『私も』…なんて院長にとっては心地いい空間が広がっていく。
200人の患者さんでごった返ししている院長にとって心地いい状態で、新患さんがこられたときにはすごいことが起こったりする。
「あれ?痛みがとれちゃった」
来院されただけでこんなことを口にする人もいる。
だから、『場』のエネルギーは無視できない。
“人が集まらない⇒《空間にマイナス想念》が蔓延する⇒新患さんが敏感に感じ取る⇒ココロもカラダも元気がなくなる”
“人が集まってくる⇒《うれし・たのし・ワクワク想念》が伝播する⇒新患さんが敏感に感じ取る⇒ココロもカラダもエネルギーが自然に補給される”
僕はこの見えない集客の真髄にこだわってきた。
技バカの先生はいつも技術頭になっていて、この根本の集客の真髄がわかっていない。
技術を高めようとしても、集客が貧弱だと高まらない。
よく考えて欲しい。「本番と練習の境目がありますか」ということだ。
この業界は「現場が命」だと思っている。
約10年前、1日に200人来院されて、施術は80人くらいしてきた。もちろんすべて実費。例えば、骨盤矯正1日に80回、10日で800回、1ヵ月で200回繰り返す。
1人に頸椎をやって、胸椎をやって、腰椎をやったら…1ヵ月で8000回。
僕はこれで技術を自分の手に落とし込んでいった。
技術の向上は現場なのだ。机上の理論は現場では一切通用しない。
しかも、ただの現場でない活きた現場、つまり集客できている現場だ。
幸せの共鳴というものを200人の患者さんの中で強烈に感じることができた。
1日20名の「ありがとう」をいただくのも確かに幸せだ。その10倍の「ありがとう」は10倍強烈に伝わってくる。
だから、常に集客を追求してきた。
この集客の追求が結果として技の追求になり、強いては人生の追求に成り代わるのだ。
そう、集客は人生の追求なのだ!!
人生というのはたくさんの人と交わって彩りを増す。
さぁ、出発だ!!
自分への関心を捨て、まだまだ出会っていない人へ関心を寄せ素晴らしい出会いに向けて。
あなたには、まだまだ出会わなければならない人がたくさんいる。
休んでいる暇はない。